'16年 9月、稲刈り近し。   



休耕田と畔の草刈りが終わり稲刈り準備。あとは圃場の乾燥待ちだねぇ。
    秋っぽくなってきた。
 週中台風13号崩れの温帯低気圧が通過。
今までの台風よりむしろ雨量は多く感じた。夜中には風も強まり雨音も激しかった。
 稲の倒伏が気になり明けて快晴の翌朝、圃場の確認に向かった。
 幸いにして倒伏はなかったが乾き始めていた田んぼにはかなりの雨水が溜まっている。
排水をしながら、春以降、放っておいた休耕田と軽トラなどを入れる圃場への進入口と畔の草刈りに丸一日費やした。
 穂の登熟も後半、稲穂の実は固くなっている。稲刈りに備え落水し田んぼの乾燥を待っているのだが前夜の雨で一週間は後ろ倒しですねぇ。ま、落水中の台風崩れで心配した倒伏がなかっただけでも幸いなのですがね。

 「暑い暑い」と聴き続けた夏も終わり気づけば空にはうろこ雲。田んぼには赤とんぼが飛び回っている。
 子供の頃には「空を覆う様な数・・・」てなイメージで記憶していて、いつの間にか少なくなったのは農薬のせいで・・・てな理解が大方なのだがホントに空を覆う位、飛んでいたのかな、ひょっとしたら今時期急に増えた赤とんぼが記憶の中で増殖していった部分もあるんじゃなかろうか!?
 今も色づき実った田んぼでは結構な数のトンボは飛んでいる・・・一旦減って増えてきた!?

 風に乗せて撒き散らしている様を見るとコイツの繁殖力の凄まじさを感じる。
正体がわかるまではフワフワと風に乗って穏やかだなぁ・・・などと目にしていたのだが、我が家の田んぼのすぐ隣の休耕地、今時期は草丈は人の身長位。引き抜こうとしても軍手などでは棘がささって無理。刈り払いと根っこの引き抜きをしないと駆除できない。
 アレチウリはまだ当地では少ないが、これも生えて来たらヤバイ。葛の葉も樹木を覆う位勢力を伸ばすが、アレチウリは茂った葛の葉をも覆いつくし取って代わる。
 気づくと身の回りには油断のできない外来植物が蔓延っている。  

 



蔓延ると厄介なアレチウリとアメリカオニアザミ。


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